大学〜一般レベル

concourse

/ˈkɑnkɔrs/

【談話、講演】

一般建築

語源

ラテン語の concursus (コンクルスス、「走り集まること、合流、群衆」) が由来で、これは動詞 concurrere (コンクッレレ、「共に走る、集まる、一致する」) の過去分詞形である。
concurrere は com- (共に) + currere (クッレレ、「走る」) に分解できる。

元々は人々が「共に走り集まる」場所や状態を指し、空港や駅などの広い「中央広場（コンコース）」、川などの「合流点」、あるいは大勢の「群衆」を意味する。

語源のつながり

例文

Thousands of travelers rushed through the busy airport concourse, trying to catch their connecting flights to various destinations.(何千人もの旅行者が、様々な目的地への乗り継ぎ便に乗ろうと、混雑した空港のコンコースを急いで通り抜けた。)

語幹

con- 【共に、一緒に】

ラテン語「com-」の異形。

connect - 接続する
con-(共に) + nect(結ぶ)。
conduct - 導く、行う
con-(共に) + duct(導く)。
confer - 相談する、授与する
con-(共に) + fer(運ぶ)。

-course 【走る、流れ】

ラテン語「currere」(走る)、「cursus」(走ること、道筋) に由来する語幹。

course - 進路、課程、流れ
ラテン語 cursus から。
current - 流れ、現在の
ラテン語 currere の現在分詞 currens から。流れている。
occur - 起こる、生じる
ob-(〜に向かって) + currere(走る)。向かって走ってくる、現れる。
discourse - 談話、講演
dis-(離れて、あちこちに) + currere(走る)。話題があちこちに走ること。