専門レベル

citrulline

/ˈsɪtrəˌliːn/
シトルリン
科学, 医学

語源

アミノ酸の一種であり、その名称は発見された植物に由来する。
スイカの学名 Citrullus vulgaris から最初に分離されたため、属名 Citrullus (citrus 柑橘類に関連するが別属) の語幹 citrull- に、アミンやアルカロイドなどを示す化学物質接尾辞 -ine を付けて命名された。

体内の尿素回路でアルギニンから生成される。

語源のつながり

例文

語幹

citr 【柑橘類、シトロン】

ラテン語「citrus」(シトロンの木) に由来する語幹。

  • citrus - 柑橘類

    ラテン語 citrus から。

  • citric - クエン酸の

    citr(柑橘) + -ic(の性質を持つ)。クエン酸 (citric acid) など。

  • citron - シトロン(柑橘類の一種)

    ラテン語 citrus からフランス語経由で。

-ine 【〜に関連する、化学物質(特に塩基性物質)】

形容詞や名詞を作る接尾辞。化学の分野で多く用いられる。

  • chlorine - 塩素

    chlor(緑) + -ine。黄緑色の気体であることから。

  • caffeine - カフェイン

    caffe(コーヒー) + -ine。コーヒーに含まれるアルカロイド。

  • morphine - モルヒネ

    Morpheus(ギリシャ神話の夢の神) + -ine。アヘンに含まれる鎮痛作用のあるアルカロイド。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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