高校レベル

regardless

/rɪˈgɑrdləs/
かまわず、無頓着に
一般

語源

regard (注意、考慮)」という単語に、「〜がない」という意味の接尾辞 -less が付いた形である。

regard 自体は、古フランス語の regarder (注意して見る) に由来し、re- (強調) + garder (見守る、注意する) という構成になっている。
したがって、regardless は「注意や考慮を払わないで」という意味を表す。

語源のつながり

例文

  • He decided to buy the car, regardless of the high cost of fuel.(彼は燃料費の高さにかかわらず、その車を買うことに決めた。)

語幹

re- 【再び、後ろへ、強意】

ラテン語由来の接頭辞。

  • regard - みなす、注意、配慮

    re-(強意) + gard(見守る)。

  • return - 戻る

    re-(後ろへ) + turn(回る)。

  • revise - 修正する

    re-(再び) + vise(見る)。

gard 【見守る、保護する、注意する】

ゲルマン語起源の語幹。古フランス語 garder、フランク語 wardon に由来。英語の guard, ward と同源。

  • regard - みなす、注意、配慮

    re-(強意) + gard(見守る)。

  • guard - 守る、警備員

    ゲルマン語起源。gard と同源。

  • warden - 監視員、管理人

    gard(見守る) + -en。

  • reward - 報酬

    re-(再び、見返りに) + ward(見守る)。注意して見守ることへの見返り。

-less 【〜がない】

欠如を示す形容詞・副詞を作る接尾辞。

  • useless - 役に立たない

    use(使う) + -less。

  • homeless - 家のない

    home(家) + -less。

  • careless - 不注意な

    care(注意) + -less。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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