大学〜一般レベル

quintessential

/ˌkwɪntəˈsɛnʃəl/

【公式の、役人】

哲学一般

語源

quintessence (真髄、典型) の形容詞形。
Quintessence は中世ラテン語 quinta essentia (第五の本質) に由来する。quintus (第五の) + essentia (存在、本質) < esse (存在する)。

古代・中世哲学で、火・空気・水・土に続く「第五の元素（エーテル）」であり、天界を構成する純粋で不変な本質と考えられた。そこから、あるものの「最も純粋な、本質的な」部分、「真髄」、あるいはその最も「典型的な」例を表すようになった。

語源のつながり

例文

Her performance as Juliet was the quintessential example of dramatic brilliance on stage.(彼女のジュリエット役での演技は、舞台上の演劇的卓越性の典型的な例だった。)

語幹

quint 【第五の】

ラテン語「quintus」(第五の)に由来する語幹。

quintuplet - 五つ子
quint(第五の) + -uplet (multipleの語尾)。
quintet - 五重奏、五人組
quint(第五の) + -et(小さいもの、組)。
quintile - 五分位数
quint(第五の) + -ile(部分)。

essent 【存在する、本質】

ラテン語「esse」(存在する)の現在分詞「essens」に由来する語幹。

essence - 本質、精髄
ラテン語 essentia (本質) から。
essential - 不可欠な、本質的な
essent(本質) + -ial(〜の)。
presence - 存在、出席
pre-(前に) + esse(存在する) + -ence。前にいること。
absent - 不在の
ab-(離れて) + esse(存在する) + -ent。離れて存在している。

-ial 【〜の、〜に関する】

形容詞を作る接尾辞。

essential - 不可欠な、本質的な
essent(本質) + -ial(〜の)。
potential - 潜在的な、可能性
ラテン語 potentia (力) + -al。
social - 社会の
ラテン語 socius (仲間) + -al。
official - 公式の、役人
ラテン語 officium (職務) + -al。