大学〜一般レベル

obsolescence

/ˌɑːbsəˈlesns/

【忍耐】

ビジネス技術

語源

ラテン語の動詞 obsolescere 「次第に使われなくなる、廃れる」（ob- 「〜に向かって」 + solere 「慣れている」の古い形？または olescere 「成長する」の関連？）に由来する obsolescent 「廃れかかった」に、名詞化する接尾辞 -ence が付いたものである。

製品や技術、言葉などが時代遅れになり、「廃れること」「陳腐化」するプロセスや状態を指す。

語源のつながり

例文

Planned obsolescence encourages consumers to buy new products more frequently.(計画的陳腐化は、消費者がより頻繁に新製品を購入することを促す。)

語幹

ob- 【〜に向かって、反対に、上に】

ラテン語の接頭辞。

obsolete - 時代遅れの、廃れた
ob + soletus (solere の過去分詞)。
object - 反対する、物
ob-(反対に) + ject(投げる)。
obstacle - 障害物
ob-(反対に) + sta(立つ) + -cle。

sol 【慣れる】

ラテン語「solere」(慣れている)に由来する語幹。

obsolete - 時代遅れの
ob-(反対方向に) + soletus(慣れた < solere)。
insolent - 横柄な、無礼な
in-(否定) + solent(慣れた < solere)。慣習に従わない。

esc 【〜になり始める】

ラテン語の動詞接尾辞「-escere」(〜し始める)に由来。

adolescence - 思春期
adol(< alescere 成長する) + esc(なり始める) + -ence。
fluorescence - 蛍光
fluor(蛍石) + esc(なり始める) + -ence。
convalescence - （病後の）回復期
con-(完全に) + val(強い) + esc(なり始める) + -ence。

-ence 【状態、性質】

抽象名詞を作る接尾辞。

presence - 存在
pre-(前に) + s(存在する < esse) + -ence。
absence - 不在
ab-(離れて) + s(存在する < esse) + -ence。
patience - 忍耐
pati(耐える) + -ence。