大学〜一般レベル

inadequacy

/ɪnˈædɪkwəsi/

【プライバシー】

一般

語源

否定の接頭辞 in- (〜ない) + adequacy (十分さ、適切さ) で構成される名詞である。
adequacy は形容詞 adequate (十分な、適切な) + 名詞を作る接尾辞 -cy から成る。
adequate はラテン語の adaequatus (アダエクアートゥス、「等しくされた」) に由来し、これは ad- (アド、「〜へ、〜に」) + aequus (アエクウス、「等しい」) に分解できる。

したがって、「等しくないこと」「釣り合っていないこと」から「不十分さ」「不適切さ」を意味する。

語源のつながり

例文

He felt a profound sense of inadequacy in the presence of his successful colleagues.(彼は、成功した同僚たちの前で、深刻な不十分さを感じた。)

語幹

in- 【否定】

ラテン語由来の否定接頭辞。

inactive - 不活発な
in-(否定) + active(活動的な)。
incomplete - 不完全な
in-(否定) + complete(完全な)。
invisible - 見えない
in-(否定) + visible(見える)。

ad- 【〜へ、〜の方へ】

ラテン語由来の接頭辞。

adequate - 十分な、適切な
ad-(〜へ) + aequare(等しくする)。目的に対して等しい。
adhere - 付着する
ad-(〜へ) + haerere(くっつく)。
adapt - 適応させる
ad-(〜へ) + aptare(合わせる)。
admit - 認める
ad-(〜へ) + mittere(送る)。
adequacy - 十分さ、適切さ
adequate + -cy。

equ 【等しい】

ラテン語「aequus」(等しい、公平な) に由来する語幹。

adequate - 十分な、適切な
ad-(〜へ) + aequare(等しくする)。目的に対して等しい。
equal - 等しい
ラテン語 aequalis (等しい)。
equation - 方程式
ラテン語 aequatio (等しくすること)。
equator - 赤道
ラテン語 aequator (等分するもの)。昼と夜を等分する線。
equity - 公平
ラテン語 aequitas (公平さ)。
adequacy - 十分さ、適切さ
adequate + -cy。

-acy 【状態、質】

抽象名詞を作る接尾辞。

adequacy - 十分さ、適切さ
adequate + -cy。
accuracy - 正確さ
accurate(正確な) + -cy。
privacy - プライバシー
private(私的な) + -cy。