高校レベル

feasibility

/ˌfiːzəˈbɪləti/

【現実】

一般経済

語源

形容詞 feasible (実行可能な、実現可能な) に、状態や性質を示す名詞化接尾辞 -ity が付いた形である。
feasible は古フランス語の faisible (実行可能な) に由来し、これは動詞 faire (フェール、「行う、作る」) から来ている。faire はラテン語の facere (ファケレ、「作る、なす、行う」) に遡る。

計画などが「実行できる」こと、つまり「実現可能性」の度合いを意味する。

語源のつながり

例文

We need to conduct a feasibility study before investing in the new project.(新しいプロジェクトに投資する前に、実現可能性の調査を行う必要がある。)

語幹

feas 【作る、なす】

ラテン語「facere」(作る、なす) が古フランス語「faire」を経て現れた語幹。

feasible - 実行可能な
古フランス語 faisible < faire(作る)。
feat - 偉業、功績
古フランス語 fait < ラテン語 factum(行われたこと) < facere。
defeat - 打ち負かす、敗北
古フランス語 desfaire(元に戻す、破壊する) < dis-(否定) + faire(作る)。
surfeit - 過多、過食
古フランス語 sorfait(過剰な行為) < sor-(上に、過度に) + faire(作る)。
malfeasance - 不正行為
mal-(悪い) + feasance(行為 < faire)。

-ibil 【〜できる】

ラテン語の接尾辞「-ibilis」(-ible)に由来。

visible - 見える
videre(見る) -> visus + -ibilis。
possible - 可能な
posse(できる) + -ibilis。
flexible - 曲げやすい
flectere(曲げる) -> flexus + -ibilis。

-ity 【〜であること、性質】

抽象名詞を作る接尾辞。

ability - 能力
able(できる) + -ity。
quality - 質
qualis(どのような) + -ity。
reality - 現実
real(現実の) + -ity。