専門レベル

anaphylaxis

/ˌænəfəˈlæksɪs/
【タキフィラキシー(薬剤効果の急激な減弱)】
医学
語源
ギリシャ語の要素を組み合わせた医学用語。
ana- (後方へ、反対に、逆に) + phylaxis (防御、警戒 < phylassein 守る)。

体が一度異物(抗原)に接触した後、再度同じ異物に接触した際に起こる、過剰で急激な(防御が逆効果になるような)アレルギー反応を指す。
語源のつながり
例文
  • Anaphylaxis is a severe, life-threatening allergic reaction that requires immediate medical treatment with an epinephrine injection.(アナフィラキシーは、エピネフリン注射による即時の医療処置を必要とする、重篤で生命を脅かすアレルギー反応である。)
  • A shot of epinephrine is used to treat severe allergic reactions, like anaphylaxis.(エピネフリンの注射は、アナフィラキシーのような重度のアレルギー反応を治療するために使用されます。)
語幹

ana- 【上に、後ろへ、再び、反対に】

ギリシャ語 ana に由来する接頭辞。

  • analysis - 分析

    ana-(上に、完全に) + lysis(解く)。完全に解きほぐすこと。

  • analogy - 類推、類似

    ana-(比例して) + logy(言葉、理)。比例した関係性。

  • anatomy - 解剖学

    ana-(上に、分けて) + tomy(切ること)。切り分けること。

phylaxis 【防御、保護】

ギリシャ語 phylaxis (警戒、防御) に由来する語幹。

  • prophylaxis - 予防

    pro-(前に) + phylaxis(防御)。前もって防御すること。

  • phylactery - 聖句箱

    phylakterion(守り札)から。身を守るもの。

  • tachyphylaxis - タキフィラキシー(薬剤効果の急激な減弱)

    tachy(速い) + phylaxis(防御)。防御反応が速やかに起こり効果がなくなる現象。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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