専門レベル

analepsis

/ˌænəˈlepsɪs/
【浸透】
文学
語源
ギリシャ語の analēpsis (ἀνάληψις) が由来で、「取り戻すこと、回復」を意味する。
これは動詞 analambanein 「取り戻す、回復する」(ana- 「再び、上へ」 + lambanein 「取る」)から派生している。

病気などからの「回復」を意味する。文学では、物語の途中で過去の出来事を挿入する技法「フラッシュバック(後説法)」を指す。
語源のつながり
例文
  • The author used analepsis, a literary device more commonly known as a flashback, to reveal the character's past.(作者は、登場人物の過去を明らかにするために、一般的にはフラッシュバックとして知られる文学的技法であるアナレプシスを使用した。)
語幹

ana- 【上へ、再び、後ろへ】

ギリシャ語由来の接頭辞。

  • analysis - 分析

    ana-(上へ、解き放つ) + lysis(分解)。

  • anachronism - 時代錯誤

    ana-(後ろへ) + chron(時) + -ism。

  • anagram - アナグラム

    ana-(再び) + gram(書く)。文字を再び並べて書くこと。

lep 【取る、つかむ】

ギリシャ語「lambanein」(取る、つかむ) の語幹「lab-/lep-」に由来。

  • epilepsy - てんかん

    epi-(上に、襲う) + lep(つかむ) + -sy。発作に襲われる病気。

  • narcolepsy - ナルコレプシー(居眠り病)

    narco(眠気) + lep(つかむ) + -sy。眠気に襲われる病気。

  • catalepsy - カタレプシー(強硬症)

    cata-(下に) + lep(つかむ) + -sy。体が固くつかまれたような状態。

-sis 【状態、過程、行為】

状態や過程を示す名詞を作る接尾辞。

  • analysis - 分析

    ana(解き放つ) + ly(解く) + -sis。

  • synthesis - 統合、合成

    syn(共に) + the(置く) + -sis。

  • diagnosis - 診断

    dia(通して、離れて) + gno(知る) + -sis。

  • osmosis - 浸透

    osmo(押す) + -sis。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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