高校レベル

affair

/əˈfɛr/

【利益】

一般

語源

ラテン語の句 ad facere 「行うべきこと」から派生した古フランス語 afaire （または affaire）が由来である。

元々は「行うべき仕事」を意味し、そこから一般的な「事柄」「用事」、あるいは公的な「事件」、男女間の「情事（不倫関係）」など、多くの意味を持つようになった。

語源のつながり

例文

The gala was the most glamorous affair of the season, attended by dignitaries, celebrities, and philanthropists.(そのガラは今シーズンで最も華やかなイベントであり、要人や有名人、慈善家が出席した。)
The newspaper published a scandalous story about the politician's secret affair.(その新聞は、その政治家の秘密の情事に関する恥ずべき話を掲載しました。)

語幹

af- 【〜へ、〜に対して】

ラテン語の接頭辞「ad-」が f の前で取る形。

affect - 影響する、作用する
ラテン語「afficere」。af-(〜へ) + ficere(facere, する)。〜に対して作用する。
affirm - 断言する、肯定する
ラテン語「affirmare」。af-(〜へ) + firmare(固める)。しっかりと主張する。
afford - 余裕がある、与える
古英語 geforthian (成し遂げる) が起源だが、後に古フランス語 aforer (評価する) の影響を受け、af- (ad-) が付いた形になったとされる。

fair 【する、なす】

ラテン語「facere」(する、なす)が古フランス語「faire」を経て英語に入った形。fact, factory など多数の派生語を持つ語幹 fic/fac/fect と同源。

fact - 事実
ラテン語「factum」(なされたこと)。facereの過去分詞。
factory - 工場
ラテン語「factorium」。factor(作る人) + -orium(場所)。
fashion - 流行、やり方
ラテン語「factio」(作ること、党派)。作ることから様式へ。
perfect - 完全な
ラテン語「perfectus」。per-(完全に) + facere(する)の過去分詞。
benefit - 利益
ラテン語「benefactum」。bene(良く) + facere(する)の過去分詞。