大学〜一般レベル

vulgarity

/vʌlˈɡærəti/
【品質、性質】
社会一般
語源
形容詞 vulgar (「民衆の、通俗的な、下品な」) に、状態や性質を示す名詞を作る接尾辞 -ity が付いた形である。

vulgar はラテン語の vulgaris (「一般大衆の、普通の」) に由来し、これは vulgus (「民衆、大衆」) から来ている。

元々は「一般大衆の」という中立的な意味だったが、次第に「教養のない」「洗練されていない」というニュアンスを含むようになり、「下品な」「卑俗な」という意味合いが強まった。vulgarity はその「下品さ」という性質を表す。
語源のつながり
例文
  • The film was criticized by many for its excessive violence and vulgarity, earning it a restrictive rating.(その映画は、過度の暴力と下品さで多くの人から批判され、制限的な評価を受けた。)
語幹

vulgar 【民衆の、普通の、卑俗な】

ラテン語「vulgus」(一般大衆、群衆) に由来する語幹。

  • divulge - 漏らす、暴露する

    di-(広く) + vulgare(公にする)。広く民衆に知らせる。

  • vulgus - 民衆(ラテン語)

    ラテン語 vulgus。vulgar の語源。

  • Vulgate - ウルガタ聖書(ラテン語訳聖書)

    ラテン語 vulgata (editio) (民衆向けの版)。

-ity 【性質、状態】

形容詞に付いて、性質や状態を表す抽象名詞を作る接尾辞。

  • ability - 能力

    able(できる) + -ity。

  • sanity - 正気

    sane(正気の) + -ity。

  • reality - 現実

    real(現実の) + -ity。

  • quality - 品質、性質

    ラテン語 qualitas から。qualis(どのような) + -itas (-ity)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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