中学レベル

symbol

/ˈsɪmbəl/
象徴、記号
一般, 文学

語源

ギリシャ語の symbolon (σύμβολον) が由来で、「合言葉、しるし、割符、象徴」を意味する。
これは動詞 symballein 「共に投げる、合わせる、比較する」(syn- 「共に」 + ballein 「投げる」)から派生している。

元々は二つに割ったものを「合わせて」本人確認などに使った「割符」を指し、そこからある概念や物事を表す「しるし」「記号」「象徴」を意味するようになった。

語源のつながり

例文

  • The dove carrying an olive branch has become a universal symbol of peace and reconciliation across many cultures.(オリーブの小枝をくわえたハトは、多くの文化圏で平和と和解の普遍的な象徴となっている。)

語幹

sym- 【共に】

ギリシャ語 syn- が b, p, m の前で変化した形。

  • symphony - 交響曲

    syn-(共に) + phone(音)。音が共に響き合う。

  • sympathy - 同情、共感

    syn-(共に) + pathos(感情)。感情を共にする。

  • symmetry - 対称

    syn-(共に) + metron(尺度)。尺度が共に合う。

bol 【投げる】

ギリシャ語 ballein(投げる) に由来する語幹。

  • parable - たとえ話

    para-(そばに) + ballein(投げる)。比較のために並べて示す話。

  • problem - 問題

    pro-(前に) + ballein(投げる)。前に投げかけられたもの。

  • metabolism - 代謝

    meta-(変化) + ballein(投げる)。物質を変化させること。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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