高校レベル

suspicion

/səˈspɪʃən/
【関係】
一般法律
語源
ラテン語の suspicio (見上げること、疑い、不信) に由来する。これは動詞 suspicere (下から見る、見上げる、疑う) から派生した名詞である。
suspiceresus- (下に、下から、< sub-) + specere (見る) という構成である。

文字通りには「下から見る」「こっそり見る」という意味合いがあった。
相手の顔を下から窺うような、あるいは物陰からこっそり見るような行為が、不信感や疑いの気持ちと結びつき、「疑い」「疑念」という意味を持つようになったと考えられる。
語源のつながり
例文
  • A feeling of suspicion grew among the group as they tried to find the thief.(泥棒を見つけようとする中で、グループの間で疑念の感情が芽生えた。)
語幹

spec 【見る】

ラテン語 specere (見る) に由来する語幹。spic, spect も同根。

  • suspect - 疑う、容疑者

    sus-(下に) + spect(見る)。下から疑いの目で見る。

  • inspect - 検査する

    in-(中に) + spect(見る)。中を見る。

  • respect - 尊敬する

    re-(再び) + spect(見る)。繰り返し見る価値がある。

  • spectacle - 光景、眼鏡

    spec(見る) + -acle(もの)。見るためのもの、見もの。

  • perspective - 観点、遠近法

    per-(通して) + spect(見る) + -ive。通して見ること。

-ion 【こと、状態】

行為、過程、状態、結果を表す名詞を作る接尾辞。

  • action - 行動

    act(行う) + -ion。

  • nation - 国家

    nat(生まれる) + -ion。生まれた人々。

  • relation - 関係

    relate(関連づける) + -ion。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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