専門レベル

phrenology

/frəˈnɑlədʒi/

【心理学】

歴史疑似科学

語源

ギリシャ語の phrēn (フレーン、「心、精神、横隔膜」) と -logia (ロギア、「〜の学問、研究」) を組み合わせた言葉である。

頭蓋骨の形状から個人の性格や精神的特徴を判断できるとする説で、19世紀に流行したが、現在は疑似科学とされている。「精神（の現れとしての頭蓋）の研究」といった意味合い。

語源のつながり

例文

Victorian phrenology attempted to analyze personality through skull shape.(ビクトリア朝の骨相学は頭蓋骨の形を通じて性格分析を試みた。)

語幹

phren 【心、精神、横隔膜】

ギリシャ語「phren」(心、精神、横隔膜) に由来する語幹。

phrenic - 横隔膜の、精神の
phren(横隔膜、精神) + -ic(の)。
frenzy - 狂乱、逆上
古フランス語 frenesie < ラテン語 phrenesis < ギリシャ語 phrenitis (精神の炎症) < phren(心)。
frantic - 狂乱した
frenzy と同源。
schizophrenia - 統合失調症
schizo(分裂) + phren(心) + -ia(状態)。精神の分裂状態（古い捉え方）。

logy 【学問、〜論】

ギリシャ語「logia」(学問) に由来する接尾辞。

biology - 生物学
bio(生命) + logy(学問)。
geology - 地質学
geo(地球) + logy(学問)。
psychology - 心理学
psycho(精神) + logy(学問)。