高校レベル

offender

/əˈfendər/
【歌手】
法律
語源
動詞 offend (気分を害する、違反する) に、行為者を示す接尾辞 -er が付いた形である。
offend はラテン語 offendere (打つ、つまずかせる、気分を害する) が由来である。
これは of- (ラテン語 ob- の変化形で、「〜に対して」の意味) + ラテン語 fendere (打つ) から成る。

元々は物理的に「(〜に対して)打つ」という意味だったが、転じて「(ルールなどに)ぶつかる → 違反する」や「(人の感情に)ぶつかる → 気分を害する」という意味で使われるようになった。その行為者が offender である。
語源のつながり
例文
  • The young offender was sentenced to community service for his crime.(その若い違反者は、彼の犯罪に対して社会奉仕活動を宣告された。)
語幹

of- 【〜に対して、〜に反対して】

ラテン語の接頭辞「ob-」が f の前で変化した形。

  • offer - 提供する

    of-(〜の前へ) + ferre(運ぶ)。

  • offend - 気分を害する、違反する

    of-(〜に対して) + fendere(打つ)。

  • omit - 省略する

    o-(ob-, 離れて) + mittere(送る)。

  • oppose - 反対する

    op-(ob-, 〜に対して) + ponere(置く)。

fend 【打つ、突く、防ぐ】

ラテン語「fendere」(打つ、突く) に由来する語幹。単独ではあまり使われず、主に defend, offend などで使われる。

  • defend - 守る、防御する

    de-(離れて、防いで) + fendere(打つ)。打ち払う。

  • offend - 気分を害する、違反する

    of-(〜に対して) + fendere(打つ)。相手に向かって打つ。

  • defense - 防御、弁護

    ラテン語「defensa」 < defendere(守る)。

  • offense - 攻撃、違反、気分を害すること

    ラテン語「offensa」 < offendere(気分を害する)。

-er 【〜する人】

行為者を示す名詞を作る接尾辞。

  • teacher - 教師

    teach(教える) + -er。

  • worker - 労働者

    work(働く) + -er。

  • singer - 歌手

    sing(歌う) + -er。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®準1級
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英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
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