大学〜一般レベル

defendant

/dɪˈfendənt/
被告人
法律

語源

元々は動詞 defend (防御する、弁護する) の現在分詞形が名詞として使われるようになったものである。defend はラテン語の defendere (防御する、撃退する、弁護する) に由来する。

これは de- (離れて、下に) + -fendere (打つ、突く) に分解できる。元々は「攻撃を打ち払う」という意味だった。

法廷において、訴えに対して自らを「防御する」立場にある人、つまり「被告人」を指すようになった。(注: 民事訴訟の被告。刑事訴訟の被告人は the accused とも言う)

語源のつながり

例文

語幹

de- 【下に、離れて、完全に、否定】

ラテン語由来の接頭辞。

  • defend - 防御する

    de-(離れて) + fend(打つ)。攻撃を打ち払う。

  • defense - 防御

    ラテン語 defensa から。defendere の過去分詞 defensus より。

  • defensive - 防御的な

    defense + -ive。

fend 【打つ、突く、防ぐ】

ラテン語 -fendere (打つ、突く) に由来する語幹。fens- という異形もある。

  • defend - 防御する

    de-(離れて) + fend(打つ)。攻撃を打ち払う。

  • offend - 気分を害する、罪を犯す

    ob-(〜に向かって) + fend(打つ)。〜に向かって打つ、ぶつかる。

-ant 【〜する人、〜の状態】

名詞または形容詞を作る接尾辞。

  • assistant - 助手

    assist(助ける) + -ant。

  • servant - 使用人

    serve(仕える) + -ant。

  • important - 重要な

    import(重要である) + -ant。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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