大学〜一般レベル

intricate

/ˈɪntrəkət/
【複雑な、込み入った】
芸術, 技術
語源
ラテン語の動詞 intricare (もつれさせる、混乱させる) の過去分詞 intricatus (絡み合った、複雑な) に由来する。これは in- (中に) + tricae (複数形、些細な障害、難題、もつれ) + 形容詞語尾 -atus (英語の -ate)。

「中に困難なことやもつれが入り組んでいる」状態を表し、「複雑な」「込み入った」という意味を持つ。
語源のつながり
例文
  • The watchmaker carefully assembled the intricate mechanism of the antique pocket watch.(時計職人は、アンティークの懐中時計の複雑な機構を慎重に組み立てた。)
語幹

in- 【中に、上に、否定】

ラテン語の接頭辞。文脈により意味が変わる。

  • income - 収入

    in-(中に) + come(来る)。

  • include - 含む

    in-(中に) + clude(閉じる)。

  • invade - 侵略する

    in-(中に) + vade(行く)。

tric 【困難、些細なこと、ごまかし】

ラテン語 tricae (面倒事、些細な障害) に由来する語幹。

  • extricate - 解放する、救い出す

    ex-(外へ) + tric(困難) + -ate(する)。困難から外へ出す。

  • trick - 策略、いたずら

    古フランス語 trichier (だます) から。ラテン語 tricae と関連があると考えられている。

  • intrigue - 陰謀、好奇心をそそる

    イタリア語 intrigare (もつれさせる) から。in-(中に) + tric(困難) + -are。intricateと同源。

-ate 【〜にする、〜の性質を持つ】

形容詞や動詞を作る接尾辞。

  • separate - 分離する

    se-(離れて) + par(準備する、等しい) + -ate。

  • complicate - 複雑にする

    com-(共に) + plic(折る) + -ate。

  • educate - 教育する

    e-(外へ) + duc(導く) + -ate。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
34204
Random