大学〜一般レベル

extricate

/ˈɛkstrɪkeɪt/
【解放する、救い出す】
一般
語源
ラテン語の動詞 extricare (解きほぐす、解放する) が由来である。
これは ex- (外へ) + 名詞 tricae (複数形、単数形 trica は稀、「困難、もつれ、くだらない障害」の意味) + 動詞化接尾辞 -are (英語の -ate) に分解できる。

文字通り「困難やもつれから外へ出す」が原義で、物理的または比喩的な困難な状況や束縛から人や物を「解放する」「救い出す」ことを意味する。
語源のつながり
例文
  • The firefighters worked to extricate the driver from the wrecked car.(消防士たちは、大破した車から運転手を救い出すために作業した。)
語幹

ex- 【外へ】

ラテン語 ex-(外へ) に由来する接頭辞。

  • exit - 出口

    ex-(外へ) + ire(行く)。

  • expand - 拡大する

    ex-(外へ) + pandere(広げる)。

  • extradite - 引き渡す

    extra-(外へ) + tradere(渡す)。

tric 【困難、もつれ、些細なこと】

ラテン語 tricae(困難、もつれ、pl.) に由来する語幹。

  • intricate - 複雑な、入り組んだ

    in-(中に) + tric(もつれ) + -ate(された)。中がもつれている。

  • extricable - 解放できる

    extricate + -able。

  • inextricable - 解き放てない、密接に結びついた

    in-(否定) + extricable。

-ate 【〜にする】

動詞を作る接尾辞。

  • create - 創造する

    creare(生み出す) + -ate。

  • educate - 教育する

    educare(導き出す) + -ate。

  • estimate - 見積もる

    estimare(評価する) + -ate。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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