大学〜一般レベル

incomprehensible

/ɪnˌkɑːmprɪˈhɛnsəbəl/
【曲げやすい、柔軟な】
心理学言語学
語源
形容詞。接頭辞 in- (否定) + 形容詞 comprehensible (理解できる < comprehend + -ible)。
comprehend はラテン語の comprehendere (共に掴む、理解する < com- 共に + prehendere 掴む)。

「(完全に)掴む(理解する)ことができない」。非常に難しかったり、奇妙だったりして「理解できない」「不可解な」。
語源のつながり
例文
  • The ancient script was incomprehensible even to experienced linguists.(その古代文字は経験豊富な言語学者でさえ理解できなかった。)
  • The patient was delirious with a high fever, muttering incomprehensible words.(その患者は高熱で精神が錯乱し、理解不能な言葉をつぶやいていました。)
語幹

in- 【否定、無】

ラテン語「in-」に由来する接頭辞。否定の意味を表す。

  • inactive - 活動していない、不活発な

    in-(否定) + active(活動的な)。

  • incorrect - 不正確な、誤った

    in-(否定) + correct(正しい)。

  • invisible - 見えない

    in-(否定) + vis(見る) + -ible(できる)。

com- 【共に、完全に】

ラテン語「com-」に由来する接頭辞。強調として「完全に」の意味で使われることもある。

  • combine - 結合させる

    com-(共に) + bine(二つ)。二つを共にする。

  • compress - 圧縮する

    com-(共に) + press(押す)。

  • complete - 完全な

    com-(完全に) + ple(満たす) + -ete。

  • comprehend - 理解する、含む

    com-(完全に) + prehend(掴む)。全体を掴む→理解する。

prehens 【掴む、捉える】

ラテン語「prehendere」(掴む) に由来する語幹。

  • comprehend - 理解する、含む

    com-(完全に) + prehend(掴む)。全体を掴む→理解する。

  • apprehend - 理解する、懸念する、逮捕する

    ap-(〜へ) + prehend(掴む)。考えを掴む、不安を掴む、人を掴む。

  • prehensile - 掴むのに適した

    prehens(掴む) + -ile(適した)。猿の尾など。

-ible 【〜できる】

ラテン語「-ibilis」に由来。〜されることができる、〜に適した、という意味の形容詞を作る接尾辞。「-able」に対応。

  • invisible - 見えない

    in-(否定) + vis(見る) + -ible(できる)。

  • visible - 見える

    vis(見る) + -ible(できる)。

  • audible - 聞こえる

    aud(聞く) + -ible(できる)。

  • flexible - 曲げやすい、柔軟な

    flex(曲げる) + -ible(できる)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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