高校レベル

enthusiast

/ɪnˈθuziæst/
【熱狂者、ファン】
一般
語源
ギリシャ語の enthousiastēs (神に霊感を受けた人) が語源である。
これは en- (中に) + theos (神) + -iastēs (〜する人) に分解できる。

原義は「神が中に入った(神憑りになった)人」であり、古代ギリシャでは神託を告げる人などを指した。
そこから、特定の事柄に対して「神憑り的な」ほどの情熱を持つ人、つまり「熱狂者」や「ファン」を意味するようになった。
語源のつながり
例文
  • As a classic car enthusiast, he spends his weekends meticulously restoring vintage automobiles to their original glory.(クラシックカーの熱狂的なファンとして、彼は週末をヴィンテージカーを元の輝きに細心の注意を払って修復することに費やしています。)
語幹

en- 【中に】

ギリシャ語由来の接頭辞。

  • enthusiasm - 熱狂、熱意

    en-(中に) + theos(神) + -ismos(状態)。神憑りの状態。

  • enthuse - 熱狂させる、熱狂する

    enthusiasm からの逆成。

  • energy - エネルギー

    en-(中に) + ergon(仕事)。内なる仕事力。

  • endemic - (特定の地域に)固有の

    en-(中に) + demos(人々)。特定の人々の中に。

the 【神】

ギリシャ語「theos」(神) に由来する語幹。

  • enthusiasm - 熱狂、熱意

    en-(中に) + theos(神) + -ismos(状態)。神憑りの状態。

  • enthuse - 熱狂させる、熱狂する

    enthusiasm からの逆成。

  • theology - 神学

    theos(神) + -logy(学問)。

  • atheist - 無神論者

    a-(否定) + theos(神) + -ist(人)。

  • polytheism - 多神教

    poly-(多くの) + theos(神) + -ism(主義)。

  • theocracy - 神権政治

    theos(神) + -cracy(政治)。

-ast 【〜する人】

ギリシャ語「-astēs」 (-istēs) に由来する行為者を示す名詞接尾辞。

  • gymnast - 体操選手

    gymnazein(体を鍛える) + -astēs。

  • ecclesiast - 聖職者、伝道者

    ekklēsiastēs (集会の一員、伝道者) から。

  • iconoclast - 偶像破壊者、因習打破主義者

    eikon(像) + klastes(破壊者)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
00000
Random