専門レベル

diapedesis

/ˌdaɪəpəˈdiːsɪs/

【分析】

医学生物学

語源

ギリシャ語の diapēdēsis (浸み出すこと) に由来する。
これは dia- (〜を通して) + pēdan (跳ぶ、躍る) + -sis (状態を示す接尾辞) から成る。

白血球などが、血管壁を「通り抜けて」組織内へ移動する現象「血管外遊出」を指す医学・生物学用語。

語源のつながり

例文

Diapedesis is the process by which white blood cells squeeze through the capillary walls to fight infection in tissues.(血管外遊出とは、白血球が毛細血管の壁を通り抜けて組織の感染と戦うプロセスである。)

語幹

dia 【通して、横切って】

ギリシャ語「dia」(通して、〜の間を) に由来する接頭辞。

diagram - 図表
dia(通して) + gramma(書かれたもの)。線を通して描かれた図。
diameter - 直径
dia(横切って) + metron(測る)。円を横切って測った長さ。
diagonal - 対角線
dia(横切って) + gōnia(角)。角を横切る線。

-esis 【過程、行為、状態（-osis の異形）】

ギリシャ語由来の名詞を作る接尾辞。

genesis - 起源、発生
-esis の関連形 -sis を持つ。
synthesis - 合成、統合
syn(共に) + thesis(置くこと)。-sis を持つ。
analysis - 分析
ana(上に、分けて) + lysis(解くこと)。-sis を持つ。