高校レベル

conflict

/ˈkɑːnflɪkt/ (名詞), /kənˈflɪkt/ (動詞)
対立、紛争、葛藤
政治, 社会

語源

名詞・動詞。ラテン語の conflictus (打ち合うこと、衝突、闘争) が由来である。これは動詞 confligere (互いに打ち合う、衝突する、戦う) の過去分詞形から派生した名詞。
con- (共に) + fligere (打つ、打ちつける)。

「(二つのものが)互いに打ち合うこと」が原義。意見や利害の「対立」「衝突」、武力を用いた「紛争」、心の中での相反する感情や欲求による「葛藤」などを意味する。動詞としても「対立する」「矛盾する」。名詞と動詞でアクセントの位置が異なる ([ˈkɑːnflɪkt] vs [kənˈflɪkt])。afflict (苦しめる) と関連がある。

語源のつながり

例文

  • The ongoing armed conflict in the region has led to a severe humanitarian crisis with thousands of displaced people.(その地域で進行中の武力紛争は、何千人もの避難民を出す深刻な人道的危機につながっている。)

語幹

con- 【共に】

ラテン語の接頭辞 com- の異形。「一緒に」の意味。

  • connect - 接続する

    con-(共に) + nect(結ぶ)。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tain(保つ)。

  • concept - 概念

    con-(共に) + cept(取る)。

flict 【打つ】

ラテン語 fligere(打つ) に由来する語幹。

  • afflict - 苦しめる

    af-(〜に対して) + flict(打つ)。打ちつけて苦しめる。

  • inflict - (苦痛・損害などを)与える、課す

    in-(〜の上に) + flict(打つ)。打ちつけるように与える。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
18118
Random