専門レベル

asymptote

/ˈæsɪmˌtoʊt/
【眼球突出】
数学
語源
ギリシャ語の asymptōtos (ἀσύμπτωτος) が由来で、「共に落ちない、交わらない」という意味を持つ。
これは否定接頭辞 a- (ἀ-) 「無」と、syn- (σύν) 「共に」、そして動詞 piptein (πίπτειν) 「落ちる」の語幹 ptō- から成る。

曲線が無限に近づいていくが、決して「交わることのない」直線、「漸近線(ぜんきんせん)」を指す数学用語。
語源のつながり
例文
  • The curve gets closer and closer to the x-axis, its asymptote.(曲線はその漸近線であるx軸に限りなく近づいていく。)
語幹

a- 【〜ない、無】

否定や欠如を示すギリシャ語由来の接頭辞。

  • atheist - 無神論者

    a-(無い) + theo(神) + -ist。

  • agnostic - 不可知論者

    a-(無い) + gnost(知る) + -ic。

  • amorphous - 無定形の

    a-(無い) + morph(形) + -ous。

sym- 【共に、同じ】

ギリシャ語「syn-」(共に) の異形(p の前)。

  • symmetry - 対称

    sym-(共に) + metr(尺度) + -y。

  • sympathy - 同情

    sym-(共に) + path(感情) + -y。

  • symphony - 交響曲

    sym-(共に) + phon(音) + -y。

  • symbol - 象徴

    sym-(共に) + bol(投げる)。

pto 【落ちる】

ギリシャ語「piptein」(落ちる) の語幹「ptō-」に由来。

  • ptosis - 眼瞼下垂

    pto(落ちる) + -sis(状態)。まぶたが落ちる状態。

  • symptom - 症状、兆候

    sym-(共に) + pto(落ちる) + -ma。病気と共に起こる(落ちる)こと。

  • proptosis - 眼球突出

    pro-(前に) + pto(落ちる) + -sis。眼球が前に落ちる(出る)状態。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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