大学〜一般レベル

abstain

/æbˈsteɪn/
【持続させる】
一般政治
語源
ラテン語の abstinere (〜から離れて保つ、控える) が由来である。
これは abs- (ab-「離れて」が t の前で変化) + tenere (保つ、持つ) に分解できる。

何か(特に楽しみや欲求など)から「離れて身を保つ」ことから、「(〜を)控える」「(飲酒などを)慎む」という意味になった。投票などで「棄権する」という意味でも使われる。contain (含む) や sustain (支える) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • Several delegates chose to abstain, believing neither resolution adequately addressed indigenous land rights.(いずれの決議案も先住民の土地権を十分考慮していないとし、数名の代表が棄権した。)
語幹

abs- 【離れて】

ラテン語の接頭辞 ab- の異形。t の前で abs- となる。「〜から離れて」「否定」などの意味を持つ。

  • abstract - 抽象的な、抽出する

    abs-(離れて) + tract(引く)。引き離されたもの。

  • abscond - 逃亡する

    abs-(離れて) + condere(隠す)。

  • absent - 不在の

    abs-(離れて) + esse(いる)の現在分詞 sens から。

tain 【保つ、持つ】

ラテン語 tenere(保つ、持つ) に由来する語幹。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tain(保つ)。

  • maintain - 維持する

    main(手) + tain(保つ)。手で保つ。

  • obtain - 得る

    ob-(〜に向かって) + tain(保つ)。

  • retain - 保持する

    re-(後ろに) + tain(保つ)。

  • sustain - 持続させる

    sus-(下に) + tain(保つ)。下から支え保つ。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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