専門レベル

syncope

/ˈsɪŋkəpi/
【語末音消失】
医学言語学
語源
ギリシャ語の synkopē (συγκοπή) が由来で、「切り詰めること、気絶、語中音消失」を意味する。
これは動詞 synkoptein 「共に切り詰める、打ちのめす」(syn- 「共に」 + koptein 「切る、打つ」)から派生している。

医学では、脳への血流が一時的に不足して意識を失う「失神」を指す。言語学では、単語の中の音が脱落する「語中音消失」(例: library が /laɪbrəri/ ではなく /laɪbri/ のように発音されること)を指す。
語源のつながり
例文
  • The patient experienced syncope during the blood draw, prompting the nurse to lay them flat and monitor vitals.(採血中に患者が失神したため、看護師は仰向けに寝かせてバイタルを監視した。)
語幹

syn- 【共に、一緒に、強意】

ギリシャ語の接頭辞「syn」(共に) に由来。

  • synchronize - 同期させる

    syn-(共に) + chronos(時) + -ize。

  • synthesis - 統合、合成

    syn-(共に) + thesis(置くこと)。

  • synonym - 同義語

    syn-(共に) + onym(名前)。

cope 【切る、打つ】

ギリシャ語「koptein」(切る、打つ) に由来する語幹。

  • apocope - 語末音消失

    apo-(離れて) + cope(切る)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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