大学〜一般レベル

nefarious

/nəˈferiəs/

【極悪な、非道な】

一般

語源

ラテン語の nefarius が由来で、「（神の法に反する）不正な、邪悪な」という意味を持つ。
これは nefas 「神の法に反する行為、不正」（ne- 否定 + fas 「神の法、正しいこと」）から派生している。

「神の法に反する」ほどに、極めて「邪悪な」「非道な」「不正な」行為や人物を指す。

語源のつながり

例文

The police uncovered the criminal's nefarious plot to rob the bank.(警察は、銀行強盗を企むその犯罪者の極悪な計画を暴いた。)

語幹

ne- 【否定】

ラテン語の否定接頭辞。

negate - 否定する
ne-(否定) + agere(行う) の過去分詞語幹 + -ate。
neutral - 中立の
ne-(否定) + uter(どちらか)。どちらでもない。
necessary - 必要な
ne-(否定) + cedere(去る)。避けられない。

far 【話す、(神の)法】

ラテン語 fari (話す) または fas (神法) に由来する語幹。

fable - 寓話
ラテン語 fabula (話) < fari (話す)。
fate - 運命
ラテン語 fatum (神のお告げ) < fari (話す)。
infant - 幼児
in-(否定) + fans (fari の現在分詞)。話せない者。

-ious 【〜の性質を持つ】

-ous と同じ。形容詞を作る接尾辞。

various - 様々な
vary(変化する) + -ious。
curious - 好奇心の強い
cure(注意、世話) + -ious。
previous - 前の
pre-(前) + via(道) + -ous。