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isoantigen

/ˌaɪsoʊˈæntɪdʒən/
【酸素】
科学医学
語源
ギリシャ語の接頭辞 iso- (等しい、同じ) + antigen (抗原) から成る合成語である。
antigen 自体は、anti- (〜に対して、対抗して) + gen (生み出すもの < ギリシャ語 gennan 生む) であり、「抗体(antibody)産生を誘発するもの」を意味する。

isoantigen は、「同じ(iso-)生物種内の個体間では異なるが、ある個体にとっては異物として認識され、抗体産生を引き起こす抗原」を指す。血液型抗原などが代表例である。alloantigen とも呼ばれる。
語源のつながり
例文
  • The blood bank carefully matches isoantigens to prevent transfusion reactions.(血液銀行は輸血反応を防ぐため同種抗原を慎重に適合させる。)
語幹

iso- 【等しい】

ギリシャ語「isos」(等しい) に由来する接頭辞。

  • isotope - 同位体

    iso-(等しい) + topos(場所) → 周期表で同じ場所にある。

  • isomer - 異性体

    iso-(等しい) + meros(部分) → 分子式は同じだが構造が違う。

  • isobar - 等圧線

    iso-(等しい) + baros(重さ、圧力)。

anti- 【対抗する、反対の】

ギリシャ語「anti」(対抗して、代わりに) に由来する接頭辞。

  • antibody - 抗体

    anti-(対抗する) + body(体)。

  • antidote - 解毒剤

    anti-(対抗する) + dotos(与えられたもの)。

  • antipathy - 反感

    anti-(反対の) + pathos(感情)。

  • antigen - 抗原

    anti-(対抗する抗体を) + gen(生み出すもの)。

gen 【生む、種】

ギリシャ語「genos」(種族、家系)、「gignesthai」(生まれる) に由来する語幹。

  • antigen - 抗原

    anti-(対抗する抗体を) + gen(生み出すもの)。

  • gene - 遺伝子

    ギリシャ語「genos」(種族、生むこと)。

  • generate - 生成する、生み出す

    ラテン語「generare」(生み出す) < genus (種族)。

  • genesis - 創世記、起源

    ギリシャ語「genesis」(起源、誕生)。

  • hydrogen - 水素

    hydro(水) + gen(生むもの) → 水を生む元素。

  • oxygen - 酸素

    oxy(酸) + gen(生むもの) → 酸を生む元素(発見当初の誤解に基づく命名)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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