高校レベル

invoice

/ˈɪnˌvɔɪs/
【些細な】
経済ビジネス
語源
元々は中英語で in voice (声に出して) のように使われた記録もあるが、一般的にはフランス語の複数名詞 envois (送られたもの、発送品 < 単数形 envoi 送ること、発送) が、単数形と誤解されて英語に入ったものとされる。
envoi は動詞 envoyer (送る) に由来し、これは俗ラテン語の inviare (道へ送る) から来ている。inviarein- (〜へ) + via (道、方法) から成る。

元々は「送られた品物のリスト」を意味し、そこから代金の「請求書」や「送り状」を指すようになったと考えられている。
語源のつながり
例文
  • Please send the invoice by the end of the business day.(営業日の終わりまでに請求書を送ってください。)
語幹

in- 【〜へ (en- の異形)】

接頭辞 en- (〜へ、〜の中に) がフランス語経由で in- となった形。

  • include - 含む

    in-(中に) + cludere(閉じる)。

  • inject - 注入する

    in-(中に) + ject(投げる)。

  • invoke - 祈願する、発動する

    in-(〜に向かって) + vocare(呼ぶ)。

voy 【道、行く】

ラテン語 via (道) がフランス語で -voy- の形になったもの。vi とも。

  • envoy - 使節、使者

    フランス語 envoyé (送られた人) < envoyer。

  • voyage - 船旅、航海

    フランス語 voyage < ラテン語 viaticum (旅費、旅の支度) < via。

  • via - 〜経由で

    ラテン語 via (道)。

  • obvious - 明らかな

    ラテン語 obvius < ob-(〜に向かって) + via(道)。道で出会う、誰の目にも明らかな。

  • trivial - 些細な

    ラテン語 trivialis < tri-(三) + via(道)。三叉路にある、ありふれた。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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