専門レベル

interregnum

/ˌɪntəˈreɡnəm/

【スタジアム】

歴史政治

語源

ラテン語の interregnum が由来である。
これは inter- 「間に」と regnum 「王の支配、王政」（rex 「王」から派生）を組み合わせた言葉である。

文字通り「王政の間」の期間、つまり一人の統治者が亡くなるか退位してから次の統治者が即位するまでの「空位期間」や、政治的なリーダーシップが不在の「空白期間」を指す。

語源のつながり

例文

During the interregnum, the country was ruled by a council of noblemen.(その政治的空白期間中、国は貴族の評議会によって統治されていた。)

語幹

inter- 【間に、相互に】

ラテン語「inter」(間に、〜の中で) に由来する接頭辞。

intervene - 介入する
inter-(間に) + venire(来る)。
interlude - 合間、幕あい
inter-(間に) + ludus(遊び、劇)。
intermediate - 中間の
inter-(間の) + medius(中間の)。

regn 【支配、王】

ラテン語「regnum」(王の支配、王国) または「rex」(王) に由来する語幹。

reign - 統治、治世
ラテン語 regnum から。
regent - 摂政
ラテン語 regens (支配している) < regere (支配する)。
regulate - 規制する
ラテン語 regula (規則) < regere (支配する)。
sovereign - 主権者、国王
俗ラテン語 superanus (最高の) < super (上に) + ラテン語 regnum (支配)の影響？

-um 【(中性名詞語尾)】

ラテン語の中性単数名詞語尾。英語ではそのまま借用されることがある。

datum - データ（単数形）
ラテン語 datum (与えられたもの)。
medium - 媒体、中間
ラテン語 medium (中間のもの)。
stadium - スタジアム
ラテン語 stadium < ギリシャ語 stadion (競走路)。