専門レベル

flatulence

/ˈflætʃələns/
【毒性、悪意】
医学
語源
ラテン語の flatus (吹くこと、息、腸内ガス) に、性質・状態を示す接尾辞 -ulentus (英語では -ulent, 〜に満ちた) と、状態を示す名詞接尾辞 -ia (英語では -ence-ency になることが多いが、ここでは -ence) が付いた形である。
flatus は「吹く」を意味する動詞 flare から派生している。

元々は「(腸内のガスで)膨れた状態」を意味する医学用語(鼓腸)であるが、転じて、中身がないのに尊大に振る舞う「空威張り」や「自慢」を指すこともある。inflate (膨らませる) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • Certain foods like beans and cabbage are known to cause flatulence due to their complex carbohydrate content.(豆やキャベツのような特定の食品は、その複雑な炭水化物含有量のために鼓腸を引き起こすことが知られている。)
語幹

flat 【吹く、膨らむ】

ラテン語「flare」(吹く) に由来する語幹。

  • inflate - 膨らませる

    in-(中に) + flat(吹く) + -e(動詞化)。

  • deflate - 空気を抜く、しぼませる

    de-(下に、離れて) + flat(吹く) + -e(動詞化)。

  • conflate - 合成する、融合させる

    con-(共に) + flat(吹く) + -e(動詞化)。

-ulence 【〜に満ちた状態】

ラテン語「-ulentia」に由来する名詞接尾辞。

  • corpulence - 肥満

    corpus(体) + -ulence(状態)。

  • opulence - 富裕、豊富

    ops(富、力) + -ulence(状態)。

  • virulence - 毒性、悪意

    virus(毒) + -ulence(状態)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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