専門レベル

epiblast

/ˈɛpɪˌblæst/

【線維芽細胞】

科学医学

語源

ギリシャ語の epi- (上に、外側に) + blastos (芽、胚) を組み合わせた生物学用語である。

胚発生の初期段階である胚盤葉において、下層 (hypoblast) の「上」にある細胞層を指す。この上層から、最終的に胎児を形成する三つの胚葉（外胚葉、中胚葉、内胚葉）が分化する。

語源のつながり

例文

During embryonic development, the epiblast gives rise to the three primary germ layers.(胚発生の間に、胚盤葉上層は3つの主要な胚葉を生じさせます。)
During early development, the hypoblast forms beneath the epiblast to support the embryo.(初期発生で、下胚葉は上胚葉の下に形成され、胚を支える。)

語幹

epi- 【上、外、後】

ギリシャ語「epi」(上、外、後、〜に対して) に由来する接頭辞。

epidermis - 表皮
epi-(上) + dermis(皮膚)。
epilogue - 結びの言葉
epi-(後) + logos(言葉)。物語の後の言葉。
epidemic - 伝染病の流行
epi-(〜にわたって) + demos(人々)。人々の間に広まること。
epitaph - 墓碑銘
epi-(上) + taphos(墓)。墓の上に記す言葉。

blast 【芽、胚、未分化細胞】

ギリシャ語「blastos」(芽、胚) に由来する語幹。

blastula - 胞胚
blast(胚) + -ula(小さい)。初期の胚の段階。
osteoblast - 骨芽細胞
osteo(骨) + blast(芽細胞)。骨を作る細胞。
fibroblast - 線維芽細胞
fibro(線維) + blast(芽細胞)。結合組織を作る細胞。