大学〜一般レベル

elicit

/ɪˈlɪsət/
【繊細な】
一般
語源
ラテン語の動詞 elicere が由来で、「(〜から)誘い出す、引き出す」という意味を持つ。
これは e- (ex-) 「外へ」と lacere 「誘惑する、罠にかける」から成る。

巧みな質問や刺激によって、情報、反応、感情などを人から「誘い出して外へ出す」、「引き出す」ことを意味する。
語源のつながり
例文
  • The comedian's jokes were intended to elicit laughter from the entire crowd.(そのコメディアンのジョークは、観客全員から笑いを引き出すことを意図していた。)
語幹

e- 【外へ (ex-の異形)】

ラテン語の接頭辞 ex- が後続の子音によって変化した形。

  • elect - 選ぶ

    e-(外へ) + legere(選ぶ)。選び出す。

  • evade - 避ける

    e-(外へ) + vadere(行く)。外へ行く、離れる。

  • erupt - 噴火する

    e-(外へ) + rumpere(破る)。外へ破れ出る。

licit 【誘い出す、許された】

ラテン語 lacere (誘い出す) または licere (許されている) に由来する語幹。elicitの場合は lacere から。

  • illicit - 不法の

    il-(in- 否定) + licit(許された < licere)。許されていない。

  • license - 免許、許可

    ラテン語 licentia (自由、許可) < licere(許されている)。

  • leisure - 余暇

    古フランス語 leisir < ラテン語 licere(許されている)。許された時間。

  • delicate - 繊細な

    ラテン語 delicatus (楽しい、魅力的な) < delicere (楽しませる) < de- + lacere (誘い出す)。elicit と同源の lacere から派生。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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