高校レベル

discontent

/ˌdɪskənˈtent/
【棄権、自制】
一般心理学
語源
否定の接頭辞 dis- + 形容詞 content (満足した)。元々は形容詞「満足していない」として使われたが、名詞としても「不満」そのものを指すようになった。
content はラテン語の contentus (満足した) に由来し、これは動詞 continere (含む、抑制する < con- 共に + tenere 保つ) の過去分詞形。

「(欲望などが)内に保たれて抑制されている」状態が「満足している」状態と考えられた。discontent はその逆で、「満足していない」状態や感情を表す。
語源のつながり
例文
  • There was widespread discontent among the workers regarding the low pay and poor working conditions at the factory.(工場の低賃金と劣悪な労働条件に関して、労働者の間に広範な不満があった。)
語幹

dis- 【否定】

ラテン語の接頭辞。

  • distrust - 不信

    dis-(否定) + trust(信頼)。

  • dislike - 嫌う

    dis-(否定) + like(好む)。

con- 【共に】

ラテン語の接頭辞。

  • connect - 接続する

    con-(共に) + nectere(結ぶ)。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tenere(保つ)。中に保つ。

  • content - 満足した、内容

    con-(共に) + tenere(保つ)。共に保たれた状態 → 満足した。または、中に保たれたもの → 内容。

tent 【保つ、持つ】

ラテン語「tenere」(保つ、持つ) の過去分詞幹「tentus」に由来する語幹。

  • contain - 含む

    con-(共に) + tenere(保つ)。中に保つ。

  • content - 満足した、内容

    con-(共に) + tenere(保つ)。共に保たれた状態 → 満足した。または、中に保たれたもの → 内容。

  • detention - 拘留、留置

    de-(離れて) + tent(保つ) + -ion。引き留めておくこと。

  • retentive - 保持力のある

    re-(後ろに) + tent(保つ) + -ive。後ろに保つ性質。

  • abstention - 棄権、自制

    abs-(離れて) + tent(保つ) + -ion。持つのを控えること。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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