高校レベル

courtesy

/ˈkɜːrtəsi/

【恍惚、有頂天】

社会一般

語源

名詞。court (宮廷、法廷 < ラテン語 cohors 囲われた場所、集団) + -esy (状態、性質を示す接尾辞、-cy と同源)。

元々は「宮廷における洗練された作法」を意味した。そこから、他人に対する丁寧な態度や言葉遣い、「礼儀正しさ」「丁重さ」を指すようになった。親切な行為である「好意」や、無料サービスなどの「優遇」 (by courtesy of ~ の形で) も意味する。

語源のつながり

例文

As a matter of courtesy, you should always say "please" and "thank you" when you ask for something.(礼儀として、何かを頼むときは常に「お願いします」と「ありがとう」と言うべきだ。)

語幹

court 【宮廷、裁判所、中庭】

ラテン語 cohors (属格 cohortis)(囲まれた場所、随員団) に由来。囲まれた場所から中庭、王の随員が集まる場所から宮廷、法廷の意へ。

courtly - 宮廷風の、丁重な
court(宮廷) + -ly。
courthouse - 裁判所
court(裁判所) + house(家)。
courtyard - 中庭
court(中庭) + yard(庭)。

-esy 【状態、性質】

名詞を作る接尾辞。-sy の形もある。

fantasy - 空想、幻想
ギリシャ語 phantasia(想像、外観) から。
embassy - 大使館
ラテン語 ambactus(従者) から ambassador(大使) を経て。
ecstasy - 恍惚、有頂天
ek-(外) + stasis(立つこと)。我を忘れて外に立つ状態。