高校レベル
complexion
/kəmˈplekʃn/
顔色、様相、性質
語源
ラテン語の complexio (組み合わせ、結合、体質、要約;属格は complexionis) に由来する。これは動詞 complecti (抱きしめる、含む、理解する) の過去分詞 complexus から作られた名詞である。
complecti は、接頭辞 com- (共に) + plectere (編む、組む、絡ませる) に分解できる。
元々は「共に (com-) 編み合わされたもの (plectere)」→「組み合わせ」を意味した。古代・中世の医学では、体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)の「組み合わせ」が人の体質や気質を決めると考えられており、complexio はこの「体質」を指した。そこから、体質が表れる「顔の様子、顔色、肌の色つや」を意味するようになった。さらに転じて、物事の「様相、局面、性質」(様々な要素が組み合わさった状態)をも指す。
complecti は、接頭辞 com- (共に) + plectere (編む、組む、絡ませる) に分解できる。
元々は「共に (com-) 編み合わされたもの (plectere)」→「組み合わせ」を意味した。古代・中世の医学では、体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)の「組み合わせ」が人の体質や気質を決めると考えられており、complexio はこの「体質」を指した。そこから、体質が表れる「顔の様子、顔色、肌の色つや」を意味するようになった。さらに転じて、物事の「様相、局面、性質」(様々な要素が組み合わさった状態)をも指す。
語源のつながり
例文
語幹
com- 【共に】
ラテン語の接頭辞「com-」(共に、一緒に)。p, l の前では com- (時に con-) となる。
-
complex - 複雑な、複合体
com-(共に) + plex(編む)。共に編み合わされた。
-
complexity - 複雑さ
complex(複雑な) + -ity(状態)。
-
compress - 圧縮する
com-(共に) + press(押す)。
plex 【編む、組む、折り重ねる】
ラテン語「plectere」(編む、組む)の過去分詞幹「plex-」または「plicare」(折り重ねる)に関連する語幹。
-
complex - 複雑な、複合体
com-(共に) + plex(編む)。共に編み合わされた。
-
complexity - 複雑さ
complex(複雑な) + -ity(状態)。
-
duplex - 二重の、二世帯住宅
duo(二つ) + plex(折り重ねる)。二つに折り重ねた。
-
perplex - 当惑させる
per-(完全に) + plex(編む、絡ませる)。完全に絡ませて混乱させる。
-
solar plexus - 太陽神経叢(みぞおち)
solar(太陽の) + plexus(神経叢)。神経が編み合わさった部分。
出現頻度
※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。
共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。 |
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。 |
---|---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 0 | 0 |