高校レベル

barbarian

/bɑːrˈberiən/
【司書】
歴史一般
語源
ギリシャ語の barbaros (外国の、野蛮な、ギリシャ語を話さない) が由来である。
これは、古代ギリシャ人が、自分たちには理解できない外国語を話す人々 (特にペルシャ人など) の言葉が「バルバル (bar bar)」のように聞こえたことから生まれた擬音語 (オノマトペ) に由来すると考えられている。後に、文化的に劣っていると見なされた人々を指す軽蔑的な言葉となった。

それに「〜の人」を意味する接尾辞 -ianos (ラテン語 -ianus) が付いて「バルバルと話す人」→「外国人」→「野蛮人」となった。
語源のつながり
例文
  • The Roman Empire faced constant threats from barbarian tribes on its borders.(ローマ帝国は、国境で野蛮な部族からの絶え間ない脅威に直面していた。)
語幹

barbar 【外国の、野蛮な】

ギリシャ語 barbaros (外国の、野蛮な) に由来する語幹。擬音語起源。

  • barbaric - 野蛮な

    barbar(野蛮な) + -ic。

  • barbarism - 野蛮、未開状態

    barbar(野蛮な) + -ism。

  • barbarous - 野蛮な、残忍な

    barbar(野蛮な) + -ous。

  • rhubarb - ルバーブ

    中世ラテン語 rheubarbarum。rheu(rhubarb) + barbarum(外国の)。外国のルバーブ。

  • Berber - ベルベル人

    アラビア語 Barbar から。ローマ人が北アフリカの非ラテン語話者を Barbarus と呼んだことに由来する可能性。

-ian 【〜の人、〜に関する】

名詞(主に人や所属を示す)や形容詞を作る接尾辞。

  • musician - 音楽家

    music(音楽) + -ian。

  • historian - 歴史家

    history(歴史) + -ian。

  • librarian - 司書

    library(図書館) + -ian。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®2級
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