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avitaminosis

/eɪˌvaɪtəməˈnoʊsɪs/
【結核】
医学
語源
ギリシャ語の否定接頭辞 a- (ἀ-) 「無」と、vitamin 「ビタミン」、そして状態や病気を示す接尾辞 -osis (ωσις) を組み合わせた医学用語である。

特定の「ビタミンが欠乏している」ことによって引き起こされる病的な状態、「ビタミン欠乏症」を指す。
語源のつながり
例文
  • A lack of vitamin C in the diet can lead to avitaminosis, or scurvy.(食事におけるビタミンCの不足は、ビタミン欠乏症、すなわち壊血病につながる可能性がある。)
語幹

a- 【否定、欠如】

ギリシャ語由来の否定・欠如の接頭辞 (alpha privative)。母音の前では an- となる。

  • amoral - 道徳に関しない

    a-(否定) + moral(道徳の)。

  • atheist - 無神論者

    a-(否定) + the(神) + -ist(人)。

  • atypical - 非典型的な

    a-(否定) + typical(典型的な)。

vita 【生命】

ラテン語「vita」(生命) に由来する語幹。

  • vital - 生命の、不可欠な

    vita(生命) + -al(の)。

  • vitality - 生命力、活力

    vita(生命) + -al + -ity(性質)。

  • vitamin - ビタミン

    vita(生命) + amin(アミン)。生命に必要なアミンと考えられたことから。

amin 【アミン】

「ammonia」(アンモニア) に由来する化学基を示す語幹。ビタミン名の由来となったが、全てのビタミンがアミンではない。

  • vitamin - ビタミン

    vita(生命) + amin(アミン)。生命に必要なアミンと考えられたことから。

  • amine - アミン(化学物質)

    アンモニア由来の有機化合物。

  • amino acid - アミノ酸

    amin(アミノ基を持つ) + acid(酸)。

-osis 【状態、過程、特に病的状態】

ギリシャ語由来の接尾辞で、状態、過程、特に病的な状態を示す。

  • neurosis - 神経症

    neur(神経) + -osis。

  • psychosis - 精神病

    psych(精神) + -osis。

  • tuberculosis - 結核

    tubercle(結節) + -osis。結節ができる病気。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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