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syringobulbia

/sɪˌrɪŋɡoʊˈbʌlbiə/
【不眠症】
医学
語源
ギリシャ語の syrinx (σῦριγξ) 「管、笛」と、ラテン語の bulbus 「球根」(医学では延髄を指すことがある)に、ギリシャ語由来の接尾辞 -ia 「状態、病気」を組み合わせた医学用語である。

延髄(脳の一部)の中に空洞(管状の隙間)ができる病的な状態を指す。
語源のつながり
例文
  • MRI findings confirmed syringobulbia, a rare condition characterized by a fluid-filled cavity in the brainstem.(MRI所見により、脳幹に液体で満たされた空洞を伴う稀な病態である延髄空洞症と確定された。)
語幹

syring 【管、パイプ】

ギリシャ語「syrinx」(管、葦笛)に由来する語幹。

  • syringe - 注射器

    ギリシャ語 syrinx から。

  • syringomyelia - 脊髄空洞症

    syring(管) + myel(髄) + -ia(状態)。

  • syringitis - 耳管炎

    syring(管、ここでは耳管) + -itis(炎症)。

bulb 【球根、球状のもの、延髄】

ラテン語「bulbus」(球根、玉ねぎ) < ギリシャ語「bolbos」に由来する語幹。

  • bulbous - 球根状の

    bulb(球根) + -ous(の)。

  • lightbulb - 電球

    light(光) + bulb(球状のもの)。

  • bulbar - 延髄の

    bulb(延髄) + -ar(の)。

-ia 【病状、状態、性質】

名詞を作る接尾辞。

  • mania - 躁病、熱狂

    ギリシャ語 mania(狂気)。

  • pneumonia - 肺炎

    pneumon(肺) + -ia。

  • insomnia - 不眠症

    in-(否定) + somn(睡眠) + -ia。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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