高校レベル

suffice

/səˈfaɪs/

【事務所、職務】

一般

語源

ラテン語の動詞 sufficere が由来で、「（〜の下に）置く、供給する、十分である」という意味を持つ。
これは sub- 「下に」と facere 「作る、する」から成る。

必要なものを「下に（基礎として）置く」ように、目的を満たすのに「十分である」「足りる」ことを意味する。

語源のつながり

例文

For this simple recipe, a small handful of herbs will suffice to give the dish a wonderful, fresh flavor.(この簡単なレシピには、少数のハーブがあれば、料理に素晴らしく新鮮な風味を与えるのに十分です。)

語幹

suf- 【下に、補うように（sub-の異形）】

ラテン語の接頭辞 sub- が f の前で変化した形。

suffer - 苦しむ
suf-(下に) + fer(運ぶ)。
support - 支える
sup- (suf-の異形) + port(運ぶ)。
suggest - 提案する
sug- (suf-の異形) + gest(運ぶ)。

fice 【作る、なす】

ラテン語 facere (作る、なす) の結合形 -ficere に由来する語幹。

sufficient - 十分な
suf-(下に) + fic(ficeの異形) + -ient。下に作る→補う。
efficient - 効率的な
ef-(外へ=完全に) + fic(ficeの異形) + -ient。完全に作り出す。
proficient - 熟達した
pro-(前に) + fic(ficeの異形) + -ient。前に進んで作る→上達する。
deficient - 不足した
de-(離れて) + fic(ficeの異形) + -ient。作ることから離れている→不足。
office - 事務所、職務
ラテン語 officium (任務) < opus(仕事) + facere(行う)。