大学〜一般レベル

rhododendron

/ˌroʊdəˈdɛndrən/

【シャクナゲ、ツツジ属の植物】

生物学

語源

ギリシャ語の rhodon (ῥόδον) 「バラ」と、dendron (δένδρον) 「木」を組み合わせた植物名である。

「バラの木」という意味だが、実際にはバラ科ではなくツツジ科の植物の属名。美しい花を咲かせることから、美しい花の代表である「バラ」の名前が付けられたと考えられる。「シャクナゲ」や「ツツジ」の多くの種がこの属に含まれる。

語源のつながり

例文

The park is famous for its beautiful rhododendron bushes that bloom in the springtime.(その公園は、春に咲く美しいシャクナゲの茂みで有名だ。)

語幹

rhodo 【バラ】

ギリシャ語「rhodon」(バラ) に由来する語幹。

rhodopsin - ロドプシン（視紅）
rhodo(バラ色) + opsis(視覚)。網膜にある赤紫色の色素。
rhodium - ロジウム（元素）
rhodo(バラ色)。その塩類がバラ色を呈することから。
rhodolite - ロードライト（ガーネットの一種）
rhodo(バラ色) + lithos(石)。

dendron 【木】

ギリシャ語「dendron」(木) に由来する語幹。

dendrite - （神経細胞の）樹状突起
dendron(木) + -ites。木の枝のような形状から。
dendrology - 樹木学
dendron(木) + -logy(学問)。
philodendron - フィロデンドロン（植物）
philo(愛する) + dendron(木)。木に絡みつく性質から。