英単語の夜空

privity

/ˈprɪvəti/
当事者関係、関与

語源

ラテン語の privus(個人の、分離した)に名詞化接尾辞 -ity が結合して生まれた語である。

原義は「私的な事柄に関与している状態」を指し、そこから転じて法律用語としての「当事者関係」や「内情に通じていること」を意味するようになった。

現代では主に契約法において、直接的な権利義務関係を持つ当事者同士の間柄を表すために用いられる。

語源のつながり

例文

  • The lawsuit was dismissed because there was no privity of contract between the parties.(当事者間に契約関係が存在しなかったため、その訴訟は棄却された。)

語幹

priv 【個人の、分離した】

ラテン語 privus 由来。

  • private - 私的な

    公的なものから「分離」された個人の領域。

  • privilege - 特権

    priv(個人の) + leg(法) = 特定の個人に適用される法。

  • deprive - 奪う

    de(完全に) + priv(分離する) = 所有物から引き離す。

-ity 【状態、性質】

名詞を作る接尾辞。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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