英単語の夜空

observance

/əbˈzɜːrvəns/
遵守、儀式

語源

接頭辞 ob-(〜に対して)と語根 serv(保つ、見守る)に、名詞を作る接尾辞 -ance が結合した語である。

原義は「対象に対して注意深く見守り続けること」であり、そこから規則や法律を「守ること」や、宗教的な行事を「執り行うこと」という意味へ発展した。

動詞 observe の派生語だが、単なる「観察」を意味する observation とは区別して理解する必要がある。

語源のつながり

例文

  • Strict observance of safety rules is required to prevent accidents in the workplace.(職場での事故を防ぐため、安全規則の厳格な遵守が求められている。)

語幹

ob- 【〜に向かって、〜の上に】

対象や方向を示す接頭辞。

serv 【保つ、見守る】

ラテン語 servare (救う、保つ、守る) に由来。

  • preserve - 保存する

    pre-(あらかじめ) + serv(保つ)。

  • reserve - 予約する、取っておく

    re-(後ろに) + serv(保つ) → 後のために取っておく。

  • conserve - 保護する、節約する

    con-(共に/強意) + serv(保つ) → しっかり守る。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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