高校レベル

imply

/ɪmˈplaɪ/
【増やす、掛ける】
言語学論理学
語源
ラテン語の implicare (織り込む、巻き込む、関係させる、(後期ラテン語で)暗示する) が古フランス語を経て入ったものである。
im- (< in- 中に) + plicare (折り畳む、折る)。

「(言葉などの)中に(意味を)折り込む」が原義。直接的に述べずに、間接的に「暗に示す」「ほのめかす」、あるいはある事柄が論理的に別の事柄を「意味する」「含意する」ことを表す。apply (適用する) や complicate (複雑にする) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • Your tone seems to imply that you do not believe what I am saying.(あなたの口調は、私の言っていることを信じていないと暗示しているようだ。)
語幹

im- 【中に】

ラテン語の接頭辞「in-」が m, p, b の前で変化した形。

  • import - 輸入する

    im-(中に) + port(運ぶ)。

  • impose - 課す、押し付ける

    im-(上に) + pose(置く)。

  • impact - 衝撃、影響

    im-(中に) + pact(打ち込む)。

ply 【折る、重ねる】

ラテン語「plicare」(折る、重ねる) に由来する語幹。

  • apply - 適用する、応募する

    ap-(〜へ) + ply(折る、重ねる)。重ね合わせる。

  • reply - 返事をする

    re-(後ろへ) + ply(折る)。折り返す。

  • comply - 従う、応じる

    com-(共に) + ply(折る)。共に折り重なる、合わせる。

  • multiply - 増やす、掛ける

    multi-(多くの) + ply(重ねる)。多く重ねる。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
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