大学〜一般レベル

euphemism

/ˈjufəˌmɪzəm/
【批判、批評】
言語学一般
語源
ギリシャ語の euphemismos (良い言葉を使うこと、婉曲表現) が由来である。
これは動詞 euphemizein (良い言葉を使う) から来ており、さらに eu- (良い、うまく) + pheme (話、発言、phanai「話す」から派生) + -ismos (行為、状態、主義を示す名詞を作る接尾辞) に分解できる。

不快なことや直接的な表現を避け、より穏やかで「良く聞こえる言葉」を使って表現すること、またその表現自体を指す。例えば、「死ぬ」を「亡くなる」と言うのが婉曲表現である。
語源のつながり
例文
  • Using “passed away” as a euphemism softens the reality of death.(「亡くなった」という婉曲表現は死の現実を和らげる。)
語幹

eu- 【良い、うまく】

ギリシャ語 eu-(良い) に由来する接頭辞。

  • eulogy - 賛辞、弔辞

    eu-(良い) + log(言葉) + -y。良い言葉。

  • euphoria - 幸福感

    eu-(良い) + phor(運ぶ、持つ) + -ia。良い気分を持つ状態。

  • eugenics - 優生学

    eu-(良い) + gen(種) + -ics(学)。良い種を生み出す学問。

phem 【話すこと、評判】

ギリシャ語 pheme(話、評判), phanai(話す) に由来する語幹。

  • blasphemy - 冒涜

    blas-(傷つける) + phem(評判)。神の評判を傷つけること。

  • prophet - 預言者

    pro-(前もって) + phetes(話す人、phanaiに関連)。前もって話す人。

  • dysphemism - 不快語法(婉曲語法の反対)

    dys-(悪い) + phem(話すこと) + -ism。

-ism 【主義、状態、特徴、表現】

主義、状態、特徴、表現などを示す名詞を作る接尾辞。

  • capitalism - 資本主義

    capital(資本) + -ism。

  • socialism - 社会主義

    social(社会の) + -ism。

  • criticism - 批判、批評

    critic(批評家) + -ism。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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