中学レベル

disturb

/dɪˈstɜrb/
【困難、悩み】
心理学一般
語源
ラテン語の disturbare (混乱させる、妨げる) が古フランス語を経て入ったものである。
dis- (完全に、ばらばらに、反対に) + turbare (乱す、騒がせる、混乱させる < turba 群衆、混乱、騒ぎ)。

「(秩序を)完全に乱す」が原義。人の仕事や睡眠などを「邪魔する」、静けさや秩序を「かき乱す」、人の心を「不安にさせる」といった意味で使われる。turbulent (騒々しい) や perturb (動揺させる) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • Please don't disturb the sleeping baby as she has been fussy all day and needs rest.(一日中機嫌が悪かった赤ちゃんを起こさないでください。)
  • The ancient tome warned of a malediction that befalls those who disturb the sacred ruins at midnight.(古代の書物には、夜中に聖なる遺跡を荒らす者に降りかかる呪いが警告されていた。)
語幹

dis- 【否定、反対、離れて、完全に】

ラテン語由来の接頭辞。

  • dismiss - 解雇する

    dis-(離れて) + mittere(送る)。

  • discuss - 議論する

    dis-(離れて) + quatere(打つ)。

  • differ - 異なる

    dis-(離れて) + ferre(運ぶ)。

turb 【乱す、騒がせる、群衆】

ラテン語 turbare(乱す、騒がせる)、turba(群衆、混乱) に由来する語幹。

  • turbulent - 荒れ狂う、騒々しい

    turb(乱す) + -ulent(〜に満ちた)。

  • perturb - 動揺させる、混乱させる

    per-(完全に) + turb(乱す)。

  • turbine - タービン

    ラテン語 turbo(つむじ風、回転するもの)。turbare と関連。

  • trouble - 困難、悩み

    ラテン語 turbidus(濁った、混乱した) が俗ラテン語・古フランス語を経て変化。turb と同根。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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