大学〜一般レベル

collateral

/kəˈlætərəl/
【並行の、付随的な、担保】
経済, 法律
語源
後期ラテン語の collateralis (側面の、並行の) に由来する。これは形容詞を作る接尾辞 -al が付いた形である。

collateralis は、接頭辞 col- (com- の変化形、共に) + lateralis (側面の;latus「側面」、属格は lateris から) に分解できる。

文字通り「側面 (later-) で共に (col-) ある」という意味から、「並行して存在する」「付随的な」「主たるものではない二次的な」という意味で使われる。金融用語では、ローンの返済保証として提供される「担保物件」を指す。これは主たる債務に「付随する」ものというニュアンスから来ている。
語源のつながり
例文
  • He had to offer his house as collateral in order to secure the substantial business loan from the bank.(彼は銀行から多額の事業融資を確保するために、家を担保として提供しなければならなかった。)
語幹

col- 【共に】

ラテン語の接頭辞「com-」(共に、一緒に)の異形。l の前で col- になる。

  • collaborate - 協力する

    col-(共に) + labor(働く) + -ate。

  • colleague - 同僚

    col-(共に) + league(遣わされた者、代表)。共に遣わされた者。

  • collect - 集める

    col-(共に) + lect(集める)。

later 【側面】

ラテン語「latus」(側面)に由来する語幹。

  • lateral - 側面の

    later(側面) + -al(の)。

  • bilateral - 両側の、二国間の

    bi-(二つ) + later(側面) + -al(の)。

  • unilateral - 一方的な

    uni-(一つ) + later(側面) + -al(の)。

  • equilateral - 等辺の

    equi-(等しい) + later(側面=辺) + -al(の)。

-al 【〜の、〜に関する】

性質、関係を示す形容詞を作る接尾辞。

  • natural - 自然の

    nature(自然) + -al。

  • central - 中心の

    center(中心) + -al。

  • formal - 正式な

    form(形) + -al。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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