大学〜一般レベル

apprehend

/ˌæprɪˈhend/
【驚かす】
法律一般
語源
ラテン語の apprehendere (つかむ、理解する) が由来である。
これは ad- (〜へ、〜に) + prehendere (つかむ、捕らえる) に分解できる。ad- は後ろの p の影響で ap- に変化している (同化)。

文字通り「手で物理的に掴む」ことから「逮捕する」という意味が生まれた。また、物事の要点や意味を「精神的に掴む」ことから「理解する」という意味に、さらに未来の出来事を心配して「心に掴んで離さない」様子から「懸念する」という意味にも広がった。
語源のつながり
例文
  • Police officers worked tirelessly to apprehend the suspect who had been evading capture for several weeks.(警察官は数週間逃亡していた容疑者を逮捕するため、たゆまず働いた。)
語幹

ap- 【〜へ】

ラテン語 ad- が 'p' の前で同化した形。

  • apprehension - 逮捕、理解、懸念

    apprehend + -sion。

  • apprehensive - 心配している

    apprehend + -sive。

  • appoint - 任命する

    ap-(〜へ) + point(点、指名する)。

  • approach - 近づく

    ap-(〜へ) + propius(近い)。

  • approve - 承認する

    ap-(〜へ) + probare(証明する)。

prehend 【つかむ】

ラテン語 prehendere (つかむ) に由来する語幹。

  • apprehension - 逮捕、理解、懸念

    apprehend + -sion。

  • apprehensive - 心配している

    apprehend + -sive。

  • comprehend - 理解する

    com-(共に、完全に) + prehend(つかむ)。完全につかむ。

  • reprehend - 非難する

    re-(後ろへ、反対に) + prehend(つかむ)。後ろからつかむ、非難する。

  • prison - 刑務所

    ラテン語 prehensio (つかむこと) から古フランス語経由。

  • prize - 賞、捕獲物

    ラテン語 prehendere の過去分詞 prensus から俗ラテン語 pretiare (価値をつける) を経て。

  • surprise - 驚かす

    sur-(上に、超えて) + prehendere(つかむ)。不意をつく。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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