大学〜一般レベル

apprehensive

/ˌæprɪˈhensɪv/
【受動的な】
心理学一般
語源
ラテン語の apprehensivus が由来 (→ apprehension 参照)。
ap- (〜へ) + prehens(us) (掴まれた) + -ive (〜の性質を持つ)。

「(悪いことを)掴んでしまう性質」から「心配している」「不安な」という意味と、「(物事を素早く)掴む性質」から「理解の早い」「聡い」という意味の二つを持つが、現代では前者の「心配して、不安な」の意味で使われることが圧倒的に多い。
語源のつながり
例文
語幹

ap- 【〜へ、〜に対して】

ラテン語の接頭辞 ad- が p の前で ap- に変化した形。

  • apprehend - 逮捕する、理解する、懸念する

    ap-(〜へ) + prehend(掴む)。※prehend は prehens と同根。

  • apply - 適用する、申し込む

    ap-(〜へ) + ply(折る、重ねる)。

  • approach - 近づく

    ap-(〜へ) + proach(近い)。

  • appoint - 任命する

    ap-(〜へ) + point(指す、点)。

prehens 【掴む、捕らえる】

ラテン語 prehendere (掴む、捕らえる) の過去分詞幹 prehensus に由来。

  • apprehend - 逮捕する、理解する、懸念する

    ap-(〜へ) + prehend(掴む)。※prehend は prehens と同根。

  • comprehension - 理解

    com-(完全に) + prehens(掴む) + -ion(こと)。

  • comprehensive - 包括的な

    com-(完全に) + prehens(掴む) + -ive(性質)。

  • reprehensible - 非難されるべき

    re-(後ろに、反対に) + prehens(掴む) + -ible(できる)。後ろから掴んで非難できる。

  • prison - 刑務所

    ラテン語 prehensio (捕らえること) が俗ラテン語・古フランス語を経て変化。

-ive 【〜の性質を持つ、〜に関する】

形容詞を作る接尾辞。

  • active - 活動的な

    act(行う) + -ive。

  • creative - 創造的な

    create(創造する) + -ive。

  • passive - 受動的な

    pass(受ける) + -ive。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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