中学レベル

amuse

/əˈmjuz/
【ぼうぜんとさせる】
一般
語源
古フランス語の amuser (愚かにさせる、欺く、楽しませる) が由来である。
これは a- (〜へ、〜の状態に) + muser (ぼんやりする、考え込む、時間を浪費する) に分解できる。
muser は鼻面 (muse) を上げてぼんやりする様子を表したとされる。

元々は「(何かで)注意を引きつけて考え込ませる、ぼんやりさせる」という意味合いだったが、次第に良い意味で「楽しませる」「面白がらせる」という意味が主になった。museum (博物館 - 元はミューズの神殿) や music (音楽) と遠い関連がある (ミューズは学芸の女神)。
語源のつながり
例文
  • The clown's silly tricks and funny jokes never failed to amuse the young children in the circus audience.(ピエロのばかげた芸と面白い冗談は、サーカスの観客の幼い子供たちをいつも楽しませた。)
語幹

mus 【ぼんやりする、ミューズ(詩神)】

フランス語「muser」(ぼんやりする) の語幹。またはギリシャ神話の「Muse」(芸術・学問の女神) に関連する語幹。

  • muse - 物思いにふける、ミューズ

    フランス語 muser またはギリシャ語 Mousa。

  • museum - 博物館、美術館

    ラテン語 museum (ミューズの神殿)。Muse + -eum(場所)。

  • music - 音楽

    ギリシャ語 mousike (ミューズの技)。Muse + -ic(の技)。

  • bemuse - ぼうぜんとさせる

    be-(強意) + muse(物思いにふける)。考え込ませる。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 1
Random