高校レベル

saint

/seɪnt/

【認可、制裁】

宗教歴史

語源

古フランス語の saint を経て、ラテン語の sanctus (神聖な、清められた、聖人) に由来する。動詞 sancire (神聖にする、定める) の過去分詞形。sacer (神聖な) と同根。

特にキリスト教などで、信仰深く徳の高い生涯を送ったと認められ、死後に教会から尊称を与えられた「聖人」を指す。名前の前につけて「聖〜」 (Saint Peter) のようにも使う。

語源のつながり

例文

The saint devoted her entire life to helping the poor.(その聖人は貧しい人々を助けることに全生涯を捧げた。)
Saint Paul became one of Christianity's most influential apostles, spreading the faith throughout the Mediterranean world.(聖パウロはキリスト教の最も影響力のある使徒の一人となり、地中海世界全体に信仰を広めた。)

語幹

sanct 【神聖な】

ラテン語 sanctus (神聖な) に由来する語幹。sacr と同源。

sanctuary - 聖域、避難所
ラテン語 sanctuarium (聖所) から。sanct(神聖な) + -uarium(場所)。
sanctify - 神聖にする
sanct(神聖な) + -i- + -fy(〜化する)。
sanction - 認可、制裁
ラテン語 sanctio (法令、認可) から。sancire (神聖にする、法を定める) の過去分詞 sanctus に由来。